就労移行支援 キズキビジネスカレッジ(KBC) うつ病=単純作業は誤解? キャリアを諦めず、あなたらしく無理なく働ける仕事の見つけ方

こんにちは。就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。
うつ病の症状が少しずつ落ち着き、「そろそろ働き始めたい」と考え始めたあなたは、以下のようなことで悩んでいませんか?
- 転職サイトの圧倒的成長や成果主義といった言葉を見ると動悸がする
- 「うつ病 向いている仕事」で検索すると、軽作業やデータ入力ばかりで落ち込む
- これまでのキャリアを活かしたいが、再発して迷惑をかけるのが怖い
- 毎朝、満員電車に乗ってオフィスへ通勤する体力的な自信がまだない
世間の同世代がバリバリ働いている平日に、自分だけが取り残されているような焦りを感じて、一人で思い詰めてしまいますよね。
これまでの努力を無駄にしたくないという思いと、「また期待に応えられずに潰れてしまうのでは」という恐怖の間で揺れる気持ち、本当によく分かります。
しかし、その不安や課題は適切なステップを踏むことで解決を目指せるかもしれません。キャリアを諦めずに、ご自身のビジネススキルを活かして無理なく活躍できる新しい道は存在します。
このコラムでは、うつ病とは、向いている仕事の条件、働きやすい環境を探す手順、就労支援機関とは何かについて解説します。
ご自身のペースで自分らしい働き方を見つけたい人は、ぜひご覧ください。
目次
うつ病とは?
うつ病とは、日常生活に大きな支障が生じる精神障害・気分障害のことです。
気分の落ち込みや憂うつ感、さまざまな意欲の低下などの精神的症状と、不眠、食欲の低下、疲労感などの身体的症状が一定期間持続します。
また、脳の機能が低下している状態、脳のエネルギーが欠乏した状態です。脳の中で神経細胞間の情報伝達を担うセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンなどの神経伝達物質のバランスの乱れや、感情や意欲を司る脳の働きに何らかの不調が生じていると考えられています。
うつ病については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
特徴①心身の不調による業務への影響
うつ病になると、気分の落ち込みだけでなく、さまざまな心身の不調が業務に影響を与えます。
例えば、これまで難なくこなしていたデータ入力でミスを連発したり、商談中に言葉がすぐに出てこなかったりといった、思考力や集中力の低下が起こりやすくなります。
また、鉛のように体が重く朝起きられなくなり、遅刻や欠勤が続いてしまうケースも少なくありません。
こうした症状は、決してあなたの甘えや能力不足ではないのです。うつ病は真面目で責任感が強い人ほどかかりやすい病気だと言われています。
これまでのつらい経験は、あなたが仕事に対して真摯に向き合ってきた結果なのかもしれません。
特徴②環境の変化による再発のリスク
うつ病は、症状が良くなったと感じても再発しやすいという特徴を持っています。焦りから、前職と同じような環境にすぐ戻ることは大変危険です。
厳しいノルマや長時間労働といった以前と同じストレスに晒されると、再び体調を崩すリスクが高まってしまいます。
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)の調査によると、精神障害のある人の転職・就職1年後の職場定着率は約49%にとどまっています。(参考:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構「障害者の就業状況等に関する調査研究」)
再発を防いで長く働き続けるためには、焦らず休養をとり、ご自身の特性に合った環境を慎重に整えていくステップが不可欠です。
うつ病のある人に向いている仕事の条件
この章では、うつ病のある人に向いている仕事の条件について解説します。
インターネット上で情報を探すと、データ入力や倉庫の軽作業ばかりが提案され、キャリアが途絶えてしまうように感じるかもしれません。
しかし、「うつ病=単純作業」という思い込みをする必要はありません。
条件①自分のペースで進めやすく裁量がある
うつ病のある人には、突発的なトラブル対応やノルマに追われず、自分のペースで進められる仕事が向いてる傾向にあります。
常に数字のプレッシャーに晒される環境は、どうしても体調を崩す引き金になりやすいからです。そのため、ある程度自分でタスクの優先順位を決められ、裁量を持って取り組める環境が理想的と言えます。
納期さえ守れば日々の進捗は個人の裁量に任されることが多く、体調の波に合わせながら無理なく働くことが可能です。
条件②柔軟な働き方(リモートワークなど)が可能
満員電車での通勤や複雑な人間関係などは、うつ病の再発トリガーになりやすい要素です。
そのため、テレワーク(在宅勤務)やフレックスタイム制が導入されている企業を選ぶと心身への負担を軽減しやすくなり ます。
ご自宅など、自分が一番落ち着ける環境で業務に向き合えることは、心身の安定に大きく寄与するでしょう。
総務省の報告でも、テレワークは通勤疲労の軽減やワークライフバランスの向上に効果があるとされています。(参考:総務省「テレワークの推進」)
柔軟な働き方が許容されている職場であるかどうかは、長く働き続けるための重要な条件です。
条件③これまでのキャリアや得意なことを活かせる
体調を考慮するあまり、これまでの経験をすべて捨てて全くの未経験職種に就くことは、かえって心理的な負担になる場合があります。
これまでに培ってきたビジネス経験やスキルへの知見を活かせる環境の方が、自己肯定感を保ちやすいためです。
過去のキャリアと紐づく業務であれば、仕事の進め方や業界の勘所をある程度理解できます。得意な領域でしっかりと成果を出すことは自信へとつながり、結果的に職場での長期的な定着を実現しやすくなります。
うつ病のある人が働きやすい環境を探す手順
この章では、うつ病のある人が働きやすい環境を探す手順について解説します。
自分に合う仕事を見つけるためには、正しい順序で行動を積み重ねることが大切です。すべてを一人で抱え込まず、周囲や専門機関を頼りながら進めることをオススメします。
ステップ①主治医に就労の相談をする
まずは、主治医に「働き始めたい」という意思を率直に伝えてみましょう。
自分では十分に回復したと思っていても、就労に耐えうる状態かどうかの客観的な判断が必要です。
自己判断で転職活動を急に始めて面接などを詰め込むと、そのプレッシャーから途中で体調を崩すリスクがあります。
主治医から就労の許可や医学的なアドバイスをもらうことで、安心して次のステップへ進む土台が整います。
ステップ②自身のストレス特性(トリガー)を言語化する
次に、自分自身のストレス特性を深く理解する作業が求められます。
何が引き金となってうつ病を発症したのか、どんな環境であれば無理なく働けるかを明確に言語化してみましょう。
「過度なマルチタスクが苦手」「数字の詰めが週次であると苦しい」など、具体的なトリガーを把握すればミスマッチを防ぐことができます。
ただし、こうした分析を一人で客観的に行うのは非常に難しいため、専門家のサポートを受けるという方法もあります。
ステップ③就労移行支援などの専門機関を活用する
仕事探しのアプローチは、転職サイトやエージェントを利用するだけではありません。
障害や病気のある人の就職を専門的にサポートする就労移行支援事業所を活用するのも、有効な手段の一つです。
就労移行支援では、日々の体調管理から具体的な職業訓練まで、プロの支援員によるきめ細やかなサポートを受けながら転職や再就職の準備を進めることができます。
一人で仕事を探すことに不安を感じる人へ。キズキビジネスカレッジ(KBC)では、キャリアを活かした再就職の無料相談を行っています。ぜひお気軽にご相談ください。
就労移行支援とは?
就労移行支援とは、一般企業などへの就職を目指す病気や障害のある人に向けて、就職のサポートをする福祉サービスのことです。
体調管理の方法、職場でのコミュニケーションの基礎スキル、就職に必要な専門スキルなどを学ぶことができ、実際の就職活動でのアドバイス、就職後の職場定着支援も含む、総合的な就労支援を受けることが可能です。
就労移行支援は、障害者総合支援法に基づいて行われる福祉サービスです。実際の支援は、国の基準を満たしたさまざまな民間の就労移行支援事業所が提供しています。
単に支援を受けるための場所ではなく、ご自身のキャリアアップやスキル習得に向けた前向きな準備を行うことができます。
就労移行支援については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
メリット①ビジネススキルと体調管理を同時に学べる
就労移行支援を利用する大きなメリットは、体調管理の方法から実践的なスキルまでを総合的に学べる点にあります。
決まった時間に学習を行うことで自然と生活リズムが整い、安定して働くための体力を少しずつ養っていけるでしょう。
また、事業所によっては、基本的なPC操作などの単純作業だけでなく、高度なビジネススキルを学べるプログラムも用意されています。
体調を安定させながら、再就職に向けた武器を手に入れる充実した時間を過ごせます。
メリット②就職活動から定着まで継続的なサポートがある
自己分析や履歴書の添削、面接対策といった就職活動の直接的なサポートを受けられることも魅力です。
さらに、就労して終わりではなく、入社後も長く働き続けられるよう就労定着支援が行われます。業務上で困ったことや人間関係の悩みを、定期的に支援員に相談できる環境です。
必要に応じて第三者である支援員が企業との間に入って調整してくれるため、再発への不安を大きく軽減しながらキャリアを築いていけます。
キャリアを諦めたくない人へ!キズキビジネスカレッジ(KBC)の特徴
この章では、キズキビジネスカレッジ(KBC)の特徴について紹介します。
うつ病になっても、これまでのキャリアを諦める必要はありません。
キズキビジネスカレッジ(KBC)は、あなたらしい適職を見つけるためのサポートに特化した就労移行支援事業所です。
特徴①福祉とビジネスのプロによる対等な伴走サポート
キズキビジネスカレッジ(KBC)には、金融・IT・人材系など、多様なビジネス経験を持つスタッフが多数在籍しています。
私たちはあなたを一人のビジネスパーソンとして対等にサポートすることをお約束します。
決して上から目線で指導をするのではなく、メンタルとキャリアの両面から伴走するパートナーです。
これまでの経験を次の職場でどう活かせるか、一緒に考えながら最適なキャリアプランを構築していきます。
特徴②ハイレベルな自己理解と専門スキルの習得が可能
訓練内容も、単純作業の練習にとどまりません。
マーケティングや会計、ITスキルなど、ビジネスの最前線で通用する専門的な講座を提供しています。
徹底した自己理解とハイクラスなビジネススキルの習得を掛け合わせることで、あなたに合った適職を発見できるはずです。
この実践的なプログラムにより、キズキビジネスカレッジ(KBC)では一般雇用枠への就職率約58%という実績を誇っています。
病気があっても、プロフェッショナルとして一般企業で活躍する可能性は十分にあります。
特徴③通所とオンラインのハイブリッド利用で無理なく学べる
体調に波がある人でも安心して学べるよう、キズキビジネスカレッジ(KBC)は柔軟な利用スタイルを導入しています。
必ずしも毎日朝から通所する必要はなく、通所と完全オンライン利用のハイブリッドが可能です。
満員電車での通勤が不安な人でも、ご自宅から無理なく学習のステップアップを図ることができます。
ご自身の体調とペースに合わせて、着実に再就職への準備を進めていける環境をご用意しています。
まとめ:キャリアを諦めず、あなたらしい働き方を見つけよう
うつ病でお休みしているからといって、これまでの努力がすべてゼロになるわけではありません。
適切な自己理解を深め、無理のない環境を選ぶことで、経験を活かしてあなたらしい働き方は実現できるはずです。
今はまだ焦る必要はありません。まずはご自身の体調を第一に考えながら、少しずつ、自分のペースで前へ進んでいきましょう。
一人で悩みを抱え込まず、専門家の力を頼りながら、新しいキャリアへの一歩を踏み出してみてくださいね。
今のキャリアに悩んでいる、次の一歩が踏み出せないという人は、ぜひ一度キズキビジネスカレッジ(KBC)の無料オンライン相談をご利用ください。あなたの経験を活かす方法を一緒に考えましょう。
よくある質問(1)
- うつ病のある人に向いている仕事の条件はなんですか?
よくある質問(2)
- うつ病のある人が働きやすい環境を探す手順はありますか?
監修志村哲祥
監修キズキ代表 安田祐輔
監修角南百合子
すなみ・ゆりこ。臨床心理士/公認心理師/株式会社こどもみらい。
サイト
運営キズキビジネスカレッジ(KBC)
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