就労移行支援 キズキビジネスカレッジ(KBC) 悩みを抱え込みうつ病で退職 新たに身に着けた「頼る・断る」技術を武器に掴んだ理想の経理職

度重なる転職や人間関係の挫折からうつ病を発症し、途方に暮れていたH.Kさん。社会復帰の手段を探す中でキズキビジネスカレッジ(KBC)と出会います。「抱え込み」を手放すスキルを習得した彼女は、わずか6ヶ月で劇的な変化を遂げました。クローズ就労(障害非開示)での一般雇用で希望のキャリアと快適な環境を手に入れた、その軌跡をご紹介します。
人間関係のストレスからうつ病を発症。5度の転職の果てに見失った自分
大学院を修了した私は、新卒で実家近くの会社に入社し、経理としてのキャリアをスタートさせました。その後もステップアップを目指して転職を重ねてきましたが、2社目の職場で業務過多に陥り、適応障害のような症状を起こして退職。そこから3社目、4社目と、いわゆる「ジョブホッパー」のような状態になってしまいました。
5社目に選んだのは、経理のアウトソーシングを手がけるBPO企業でした。最初は社員の皆さんと良好な関係を築けていたのですが、新しく入ってきた社員の方と一緒に業務を行うようになってから、風向きが変わってしまったのです。少し不自然で不快な対応を頻繁に取られるようになり、人間関係のストレスからうつ病を発症。休職を経て、そのまま退職せざるを得なくなりました。
当時の私は、とにかく人に頼ることや仕事を断ることが苦手でした。「自分が頑張らなければ」とすべての業務を抱え込み、いっぱいいっぱいになって自滅してしまう。退職してからの3ヶ月間は、探す気力すら湧かず、ただひたすら心を休めるだけの空白の時間でした。
一般雇用就職の高い実績が決め手。
少しずつ動けるようになり、社会復帰の手がかりを探していた際、かかりつけの主治医から勧められたのがキズキビジネスカレッジ(KBC)でした。
実は、他の就労移行支援事業所も見学に訪れていました。しかし、その事業所の雰囲気や立地が偶然にも以前の職場と似ており、「この環境は、また自分を苦しめるかもしれない」と直感して断念した経緯があります。
そんな中で訪れたキズキビジネスカレッジ(KBC)の第一印象は、とても爽やかなものでした。一番の決め手は、一般雇用での高い就労実績です。私は障害を開示しないクローズ就労(障害非開示)での再就職を目指していたため、その実績は大きな光でした。
また、体験授業で目にした利用者の方々の姿も印象的でした。お互いにフランクで、良い意味で張り詰めすぎず、伸び伸びと過ごしている雰囲気がありました。「ここなら自分らしくいられるかもしれない」と感じた瞬間です。
さらに、初回面談でのスタッフの接し方が心に響きました。慰めてほしいわけではなく、「事実は事実として受け止めて前に進みたい」と考えていた私に対し、湿っぽくならず適切な距離感を保ちながら寄り添って温かく話を聞いてくださったのです。電車で通いやすい立地の良さもあり、私はキズキビジネスカレッジ(KBC)への通所を決めました。
自分のペースを尊重してもらいながらマイペースに通える自由さも、私には合っていたのだと感じます。基本は通所しつつ、体調や自宅での用事に合わせてリモート利用を柔軟に組み込める点も大きな安心感に繋がりました。
「頼る・断る」を知りたどり着いたパンクしない働き方
キズキビジネスカレッジ(KBC)に通ったのは、約6ヶ月間です。この半年間で、私の内面とスキルは大きく変化しました。
最も大きな学びは、「他人に頼る技術」と「正しく断る技術」を手に入れたことです。特に「ビジネスシーン失敗回避術」という講座は、私の価値観を覆してくれました。
以前の私は仕事を頼まれたら断れず、パンクするまで抱え込むのが当たり前だと思い込んでいたのです。しかし授業を通じて、「自分の状況を伝えてやんわりと断る」「適切に周囲へ助けを求める」という具体的なコミュニケーションの手法を知り、「こういう対応をしていいんだ」と目からウロコが落ちる思いでした。
また、「就職戦略ゼミ」では、自分の現状やストレス対処法を客観的に整理することができました。英語のプログラムでは、「好きな色とその理由」といった身近なテーマを掘り下げる作業を通じて、思いがけず深い自己理解へと繋がる面白さを体験しました。
褒められたことで自信を回復。枯れていた心に栄養が満ちていった
何より嬉しかったのは、スタッフの皆さんが日常の本当に小さな出来事を拾い上げて褒めてくれたことです。自習で簿記のテキストを進めていると、「もうここまで進んだんですか?すごいですね!」と声をかけてくれました。「私は自分を褒めていい存在なんだ」と思えたことで、挫けかけていた自信が少しずつ戻ってきたのです。
利用を開始した当初は、病気になった自分を「なんてメンタルが弱いのだろう」と責め続けていました。しかし、温かな声かけという栄養を注がれ続けるうちに、枯れかけていた心が生き返っていくのを実感しました。
教室のなかで、自分と同じように傷つきながらも、もう一度社会へ出ようと前を向く仲間の存在にも勇気づけられました。「苦しんでいるのは私ひとりじゃない」。その実感が、次の一歩を踏み出す力になったのです。
妥協しない軸と「伴走」で挑んだキャリアのステップアップ
通所して5ヶ月が経った頃、ようやく社会へ再び飛び出す覚悟が固まり、本格的な就職活動をスタートしました。
しかし、ここで大きな壁にぶつかります。経理という職種はどの会社にも存在するため、逆に「何を軸に会社を選ぶべきか」が見えなくなってしまったのです。
1人で悩んでモヤモヤしていた私に、キズキビジネスカレッジ(KBC)のスタッフさんはじっくりと向き合ってくれました。「どんな会社に行きたいか」だけでなく、「どんな環境だけは避けたいか」を丁寧に整理する壁打ちに付き合ってくださったおかげで、選択肢を絞り込むことができたのです。
私が設定した軸は2つありました。1つは、経理としてさらなるスキルアップを目指すため「連結決算」に携われる規模の会社であること。そしてもう1つは、「面接に現場の上司が出てきてくれること」です。前職での苦い経験から、現場のリーダーがどんな人物かを見極めることが、長く働き続けるために不可欠だと考えていたからです。
クローズ就労の一般雇用という形態を選んだのも、責任ある難易度の高い仕事に挑戦し続けたいという想いがあったからです。面接練習や履歴書の添削など、キズキビジネスカレッジ(KBC)の強力なサポートを受けながら選考に臨みました。そして転職エージェントを通じて出会ったのが、現在の職場です。
企業のホームページに掲げられたメッセージ、そして募集要項にあった「未経験でも連結決算に挑戦する意思のある人」というフレーズに強く惹かれました。実際に面接でお会いした現場の上司は非常に感じが良く、この直感を信じて入社を決意しました。
快適な環境で手に入れた、私らしい働き方と新しい挑戦
現在は、グループ会社数社を担当し、月次・年次決算をはじめ、四半期ごとの連結決算業務の一部に携わっています。
以前の職場環境とは、驚くほどすべてが違います。体調が優れない時は無理せず早退できるなど、休みが取りやすいカルチャーが根付いています。何より、上司や先輩にすごく相談がしやすく、困った時にはすぐ間に入ってフォローしてくれる人間関係の温かさがあります。
キズキビジネスカレッジ(KBC)で学んだ「頼み方」と「断り方」は、今の現場で毎日大活躍しています。「今ちょっと手一杯なので難しいです」と素直に、かつ柔らかく伝えられるようになったことで、自分を追い詰めることなく、驚くほど快適に仕事を進められています。
プライベートでも心にゆとりが生まれ、穏やかな日々を取り戻すことができました。就職後もキズキビジネスカレッジ(KBC)の定着支援を利用しており、職場での些細な悩みや人との距離感について親身に相談に乗ってもらえることが、大きなお守りになっています。
現在の目標は、通所中から勉強を続けている「簿記1級」の資格を取得することです。得た知識を実務の連結決算に活かし、さらに専門性を深めていきたいと考えています。
悩みに押し潰されそうになっていた当時の私に声をかけるとしたら、「少しずつでも改善していける力があるから、あなたは絶対に大丈夫だよ」と伝えてあげたいです。
怖がらずに一歩を踏み出してほしい〜過去の私と同じように悩むあなたへ〜
仕事で傷つき、うつ病や適応障害になる方は、きっとすごく真面目で、一生懸命に生きている人たちなのだと私は思います。そうした方々は、問題への「対処の仕方」さえ正しく知ることができれば、本来持っている素晴らしい能力を再び発揮できるはずです。
学校では教えてくれない「社会での上手な立ち回り方」や「職場の人間関係を快適にする工夫」を、一から学べる場所。それこそがキズキビジネスカレッジ(KBC)だと、私は実感を込めて言えます。
もし今、一人で悩みを抱え込み、前に進むのが怖くなっているのなら、ぜひ勇気を出して一歩を踏み出してみてください。キズキビジネスカレッジ(KBC)には、あなたの歩みに優しく寄り添い、一緒に未来を切り拓いてくれる仲間とスタッフさんが待っているはずです。
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